医療費が高額で払えない時は!?高額療養費貸付制度なら無利子で借りることができる

医療費が高額で払えない時は!?高額療養費貸付制度なら無利子で借りることができる

まず最初に、これから高額な診療を受ける方は、「限度額適用認定証」を利用して下さい。

高額医療費に悩む必要なし!?限度額適用認定証を使えば窓口負担を大幅に減らせる

2017.07.28

高額療養費貸付制度は、限度額適用認定証の提出が間に合わず、3割負担で高額な医療費(自己負担限度額を超えている)を支払わなければいけないかつ高額療養費申請による還付(約3ヶ月後)まで待っている余裕がない。そんな方が使うと便利な制度です。

高額療養費貸付制度

貸付制度による貸付額

加入している保険及び市区町村によって異なりますが、高額療養費の申請によって還付される金額の8~9割を無利子で貸付してもらうことができます(貸付制度がない市区町村もある)。

つまり、貸付してもらえるのは、自己負担限度額を超えた分の8~9割です。

国民健康保険 給付見込金額の「80%」or「90%」
全国健康保険協会管掌健康保険&船員保険 給付見込金額の「80%」

医療費全額を貸付してもらえる訳ではないので注意して下さい。

利用できない人

下記の場合は、高額療養費貸付制度を利用できないことがあります。

利用できない人
  • 医療機関等の承諾が得られていない場合
  • 健康保険料の滞納がある場合
  • ひと月の医療費が自己負担限度額を超えていない場合
  • 診療月の翌月1日から起算して2年を経過している場合

手続きの流れ

申請手続きの流れは、加入している保険及び市区町村によって異なりますから、病院窓口と保険窓口で確認して下さい。申請には、「保険証」「貸付申請書類」「領収書」「印鑑」が必要になります。

例えば、国民健康保険では次の手続きを行います。

手続きの流れ
  1. 病院に高額療養費貸付制度を利用したいことを申し出る。
  2. 病院から入院費用請求書をもらう。
  3. 入院費用請求書を国民健康保険の窓口へ提出する。
  4. 病院窓口で自己負担限度額までの一部負担金を支払う。
  5. 国民健康保険から高額療養費資金貸付決定通知書が郵送される。
  6. 国民健康保険から病院に残りの医療費が支払われる。
  7. 高額療養費資金貸付金精算通知書が郵送される。

国民健康保険の場合、貸付金は高額療養費から差し引かれるので返済は不要です。残りの高額療養費は口座に振込まれます。もし、医療費の減額や不支給等により、貸付金が返済できない及び不足している場合は、返納通知書が届くので、期日までに返納しなければいけません。

最後に

私の父は限度額適用認定証を利用したので、高額療養費貸付制度は利用していません。

限度額適用認定証は申請したその日に発行してもらうことができるので、できれば限度額適用認定証の利用をお勧めします。間に合わなかった時は、高額療養費貸付制度の利用を検討して下さい。

ちなみに、限度額適用認定証を利用しても、高額療養費貸付制度を利用しても、高額療養費申請を利用しても、最終的な自己負担額は同じです。

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