入院中に購入したリハビリ装具の高額療養費制度と自己負担額

リハビリテーション病棟で購入した装具の代金と自己負担限度額の適用について

転院してから数日後、理学療法士にリハビリで使う左下肢装具の購入を薦められました。

病院ではリハビリ装具をレンタルできますから、無理に購入する必要はありませんが、自分のサイズに合った装具を使った方が脚への負担が減ることや、父本人も購入を希望していたので、私達は装具を購入することにしました。

この際、装具代はどうやって支払うのか?高額療養費に含まれるのか?少し戸惑ってしまったので、入院中に購入したリハビリ装具の代金と、高額療養費制度の還付についてまとめておきます。

装具代金の還付と高額療養費制度の適用について

支払額

父の場合、石膏で型を取ってから装具ができるまで約1週間かかり、支払いは装具を受け取った時に行いました。この際、保険の適用はありません。装具屋に一度全額支払う必要があります。

限度額適用認定証も使えません。

支払額 162,020円

※領収書は療養費の請求に必要なので大事に保管しておいて下さい。

療養費の請求による還付

療養費の請求には、医師が装具を必要だと認めた「装具装着証明書」が必要です。装具装着証明書があれば保険が適用されるので、払い過ぎた分が還付されます(事前にかかりつけの医師に要相談)。

装具装着必要証明書

装具の代金を全額支払った後、病院で発行してもらった「装具装着証明書」と「装具代金領収書」、他必要な物を用意して、加入している保険の窓口で療養費の請求を行って下さい。

国民健康保険の場合は、市役所の国民健康保険課です。

必要な物
  1. 装具装着証明書
  2. 装具代金領収書
  3. 印鑑
  4. 保険証
  5. 身分証明書(申請者)
  6. 銀行の通帳(口座のわかるもの)

加入している保険の自己負担額を超えた分は、約1ヵ月後に還付されます。例えば、国民健康保険に加入している私の父(67歳)の場合、保険適用時は3割負担なので、7割が還付されました。

2年間遡って請求できますが、早く申請すれば早く還付されます。

療養費の請求による還付(7割) 113,414円

※8月10日に申請して8月31日に還付されました(銀行に振り込まれる)。

高額療養費制度による還付

自己負担になった3割も条件を満たせば高額療養費制度で還付されます。

還付条件
  1. 同一月の医療費合計(装具代含む)が自己負担限度額を超えている
  2. 装具代の自己負担額が21,000円以上

※70歳以上の方は「自己負担額が21,000円以上」の条件はありません。

私の父の場合、入院中の医療費だけでひと月の自己負担限度額を超えているかつ装具代の自己負担額も21,000円以上なので、残りの3割も高額療養費制度で還付されます(約3ヶ月後)。

高額療養費制度による還付(3割) 48,606円

※8月に購入した装具の高額療養費申請書は11月28日に届きました。

高額医療費に悩む必要なし!?限度額適用認定証を使えば窓口負担を大幅に減らせる

2017.07.28

最後に

リハビリ装具を購入すると、装具屋に一度全額支払う必要があります。少し高額です。

ですが、医師が装具を必要だと認めた「装具装着証明書」があれば、保険が適用されるので、加入している保険の窓口で本来の自己負担分以外を還付してもらうことができます。

保険適用時に3割負担の方なら、7割が還付されます。

そして、「同一月の医療費合計(装具代含む)が自己負担限度額を超えている」かつ「装具代の自己負担額が21,000円以上」なら、残りの3割も高額療養費の申請で還付されます(70歳未満の方)。入院中にリハビリ装具を購入した場合、最終的な自己負担額は0(ほぼ0)になる可能性もあります。

スポンサーリンク
スポンサーリンク