脳梗塞を発症すると認知症になりやすい!?脳血管性認知症(まだら認知症)

脳梗塞を発症すると認知症になりやすい!?脳血管性認知症(まだら認知症)

脳梗塞などの脳血管障害を原因とする認知症を「脳血管性認知症」と呼びます。

脳血管性認知症は、脳卒中(脳梗塞)を再発する度に段階的に症状が悪化します。また、脳梗塞の後遺症で体を動かさなくなると、認知機能の低下にも繋がるので注意しなければいけません。

脳血管性認知症の特徴と予防

脳血管性認知症は、脳の場所や障害の程度によって症状が異なります。できることとできないことが比較的はっきりとわかれていることが多く、手足の麻痺などの神経症状が起きることもあります。

主な症状は、「まだら認知症」です。

一般的な「アルツハイマー認知症」とは症状が異なるので注意して下さい。

まだら認知症

脳卒中(脳梗塞)などの脳血管障害を起こすと、細胞が壊れた部位は機能が低下します。

そのせいで、物忘れをしたり計算が出来なくても、判断力や理解力などは低下していなかったり、同じ事をしても出来る時と出来ない時が繰り返し起きたりします。これは脳の中に障害が起きている場所とそうでない場所があったり、脳の血流の状態の善し悪しで起こります。

このような脳血管性認知症の出来たり出来なかったりする症状を「まだら認知症」と呼びます。

まだら認知症への対応

出来る時と出来ない時がある事を家族や介護者が理解し、出来ることと出来ないことを確認しながら介助する必要があります。この際、必要以上の介助はリハビリ機会の損失になります。自分で出来ることは自分で行う意識をもってもらうことが大切です。

出来ない時は無理強いせず、出来ない時だけ介助してあげましょう。

脳血管性認知症の予防

一度脳梗塞を起こした方にとっては、再発予防が一番の予防策となります。脳梗塞の危険因子をしっかり管理し、生活習慣を改善していかなければいけません。

当然ですが、家族のサポートは必要不可欠です。

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また、認知機能の低下を防ぐためにも、できるだけ体を動かして活動的に過ごすことも大切です。

最後に

脳卒中(脳梗塞)を起こしたことがある人は、脳卒中を起こしたことがない人に比べて、認知症になる確率が9倍にもなると言われています。それぐらい脳梗塞と認知症は関係性の深い病気です。

そして、寝たきり(要介護度5)になる主な原因の1位は脳血管疾患(脳卒中)、2位は認知症です。

脳梗塞の再発が寝たきりに直結するということを意識して予防していかなければいけません。

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